SKテレコムが今週中にも韓国最大の証券情報サイト社「パックスネット」(www.paxnet.co.kr)を買収する契約を締結する見通しだ。
21日、業界の発表によると、SKテレコムは26日開かれる取締役会で、パックスネットの買収を決める計画だ。
SKテレコムは最近、買収価格算定のためのパックスネットに対する実査を終えた。両社の関係者は、「パックスネット社員をすべて承継することをSKテレコムが約束し、最高経営責任者の選任、価格、買収条件を決定するための詰めの交渉を進めている」と発表した。
パックスネットは、朴(パク)チャンギ社長をはじめ、米国のゴールドマンサックス、現代ダウムインターネットファンド、日本系の光パートナーズなど主要株主の持ち株約53%をSKテレコムに渡す予定だ。買収価格は現在の市場取り引き価格の1株5300ウォン(額面500ウォン)前後で決定する見通しだ。この場合、買収予想価格は計160億ウォン程度になる。
しかし2000年はじめインターネット株価が急落した時に、高価で株を買い入れた光パートナーズなど一部の大株主が価格に反発していることから、買収価格は流動的だ。また、SKテレコムが株式買収後、第3者向け有償増資などを通して株式数を増やす場合、株価が下がる可能性が高いため、少数株主も反発している。
SKテレコムは、ライコスコリアに続きパックスネットを買収することで、有線・無線インターネット事業を大きく強化することになる。SKテレコムはパックスネットの証券情報など金融コンテンツを携帯電話と携帯情報端末(PDA)を通して提供することで、「モバイル証券族」を顧客として確保できる見通しだ。
河壬淑 artemes@donga.com






