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アジア大会サッカー代表の采配、朴ハンソ体制が有力

アジア大会サッカー代表の采配、朴ハンソ体制が有力

Posted July. 18, 2002 22:29,   

「釜山(プサン)アジア大会のサッカー代表の采配は韓国人監督に」

大韓サッカー協会関係者は18日、最近、再び外国人監督を起用する問題がくすぶっていることについて「アジア大会まで時間が切羽詰っているため、外国人監督を起用するのは困難だろう」と述べた。

サッカー協会は、協会が元トルコ代表のデニズリ監督と接触したという一部のマスコミの報道に対して「事実無根だ」とし、デニズリ監督を迎え入れる可能性を一蹴した。

サッカー協会が、アジア大会の代表のコーチ陣容を選任するには、技術委員会の招集が先行されなければならない。現在、李容秀(イ・ヨンス)技術委員長が、個人的な理由で辞意を表明したが、協会は引き止めている状態だ。協会は、「ヒディンクのノーハウ」に通じている李委員長が、アジア大会まで技術委員長として代表チームを後押しすることを希望している。しかし、李委員長が辞任の意思を曲げていないので頭を悩ましている。協会は、7月末までには、新技術委員会を招集したあと、8月中には代表監督の選任を締めくくる方針だ。

今の状況なら、W杯代表のコーチを務めた朴ハンソ氏が監督に就き、トレーナーの崔ジンハン氏がコーチとして代表を指導する可能性が高い。アジア大会の選手年齢制限は23歳。これに年齢制限を受けないワイルドカード枠で3人を使うことができる。宋鍾国(ソン・ジョングク)、薛鐗鉉(ソル・ギヒョン)、李天秀(イ・チョンス)、車(チャ)ドゥリ、朴智星(パク・チソン)らが23歳以下だが、ワイルドカード枠を考慮すれば、W杯メンバーの大半がスタメンの候補になるとみられている。このため、ヒディンク監督のもとでW杯をこなした朴コーチが采配を任せるには最適だという評だ。

朴ハンソ氏は、先月30日で契約が満了した状態だが、別段の計画をつくっていないため、再契約を結びアジア大会に挑むのに障害はない。



朱性元 swon@donga.com