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地方選の結果で、政界改造が急流に乗る

Posted June. 12, 2002 00:11,   

6月13日投票の同時地方選挙の形状が徐々に現われつつあるなか、各党の指導部の視線が選挙以降に集中する雰囲気となっている。

早くから一部の政党内では選挙の結果を念頭に置いた「指導部への問責論」をはじめ「候補を再度信任する」必要まで提起されていることから、選挙の後の余震が大きくなるものとみられている。

▲ハンナラ党〓98年6月4日の同時地方選挙に比べて躍進が予想されるという予想のため、地方選挙の後、李会昌(イ・フェチャン)大統領候補を中心とした体制がさらに強化されるだろうという見方が出ている。たとえ、野党ハンナラ党が予想より不振を見せても、すでに李候補の地位が確固たるものとなっているだけに、大きな枠組みでの変化はないはずだというのが党内の大方の見方だ。

むしろハンナラ党が注視している部分は、地方選挙で与党民主党が惨敗する場合、政局の流動性が大きくなるだろうという点だ。民主党の求心力が弱化し政界改造が進むことになれば、ハンナラ党にも連鎖的な波長を及ぼす可能性があるからだ。

自民連への対策も大統領選挙への戦略と関連し重要な部分だ。ハンナラ党は今回の選挙で大田(テジョン)市長の選挙で勝利すれば、自民連が急速に瓦解するものとみているが、それ以降の対策については党論が食い違っている。

党の一角にはこの際、自民連を「吸収して統一すべき」と叫ぶ強硬派もいるが、過度に勢力を拡張すると、ややもすれば国民的反感を買うかも知れないとする慎重論も手強い状況だ。

一方、地方選挙の後、党役員や大統領選挙に向けた選挙対策委員会の人選などをめぐって党内の派閥間のかっとうが生じる公算が大きい。徐清源(ソ・チョンウォン)代表など民主系人物と民正系重鎮らは党の事務総長と選挙対策委員会の主要ポストをめぐって早くも水面下での神経戦を繰り広げている様相だ。

▲民主党〓統一地方選挙の結果を楽観し難いという観測が濃くなりつつあるなか、選挙以降党が内紛事態に陥ることを懸念する声が高まっている。

韓和甲(ハン・ファガブ)代表は11日の記者懇談会で「大統領候補の選出に向けた党内予備選と最高委員の選挙など党内の行事に全てのエネルギーを注ぎ込んでいたら、地方選挙への準備をおろそかにしていた面があった。責任を取るべきことがあれば責任を取りたい」と述べた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補も嶺南(ヨンナム)選挙での敗北時の再信任論について「有効だ」と繰り返し強調した。

実際に党を掌握している主流派は首都圏でさえ惨敗する場合、盧候補の「再信任論」と指導部への問責論をいかにして真っ向から突破すべきかについて早くも頭を悩ませている様子だ。

とりわけ、地方選挙で完敗する場合、非主流派から韓代表など指導部への辞任圧力が強く提起されることが明らかだ。反面、首都圏で善戦する場合は、盧候補の党改革への動きにさらに拍車がかけられるものと見込まれる。

たとえ地方選挙で完敗するとしても盧候補と韓代表の体制を支持する党内の若手議員グループが「党の改革が不足したため惨敗した」との名分を掲げて、党の改革と政界改造に向けてさらに声を高める可能性が大きい。

したがって、民主党の内紛が新たな「離合集散」式の政界改造の動力を提供する可能性も少なくない状況だ。

▲自民連〓混線の様相を見せている大田(デジョン)市長選挙で万が一敗北する場合、所属議員らが連鎖的に離党する可能性が少なくなく、党の指導部が頭を悩ませている。金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁が10日、地域民の団結を狙った発言をしたのに続き、11日、大田で記者会見し「忠清(チュンチョン)の危機論」の拡散を図っているのも差し迫った事情を反映しているものだ。

しかし大田市長選挙で勝利する場合は、大統領選挙でのキャスティングボード(決裁投票権)の役割を果たすため方法を模索する可能性が高い。

同党のある役員は「金総裁は地方選挙で忠清地域の3の市・道知事を守り、地方選挙の後の政界改造で確実なキャスティングボードの役割を果たしたい考えだが、選挙の結果が完敗で終われば一部議員らの動揺に耐え難いだろう」という見方を示した。



尹永燦 鄭然旭 yyc11@donga.com jyw11@donga.com