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ブッシュ大統領演説「あらゆるヒト胚のクローン禁止」

ブッシュ大統領演説「あらゆるヒト胚のクローン禁止」

Posted April. 12, 2002 09:11,   

ブッシュ米大統領(写真)が10日、いかなる目的であれ、ヒト胚のクローンには反対するとして、その立法化を上院に求めたことで、ヒト胚のクローンをめぐる論争が再燃している。

ブッシュ大統領は同日、ホワイトハウスでヒト胚のクローンに反対する科学者、宗教人などと面談した後、演説を通じて「私は生殖用と治療用のヒト胚のクローンをすべて禁止しなければならないと思う。あらゆるヒト胚クローンを禁じる包括的法案を強力に支持する」と述べた。

また、「我々の子供は愛され、尊敬されるべき神の贈り物であって、設計、製造される商品ではない。道徳的な目的に欠けた医学研究は、後悔の念を抱いて住むことになる世界に向かって、倫理的なコンパスなしに旅立つのと同じようなものだ」と強調した。

ブッシュ大統領は去年8月、胎児の胚芽から取り出した64の茎細胞に限って、連邦政府が疾病治療の研究予算を支援することを許可したことがあるが、ヒト胚のクローンには一貫して反対してきた。

米下院は去年7月、あらゆるヒト胚のクローンを全面禁止する法案を265対162で通過させた。

上院にはヒト胚のクローンを全面禁止する法案と、生殖目的のクローンは禁止するが疾病治療のための研究用のクローンは認める法案が上程されており、どの法案が通過するかは不透明な状況だ。

一方、英国のオックスフォード大学のリチャード・ガードナー博士は科学専門雑誌、ニューサイエンティストに寄稿した研究報告書で、クローン人間を出産した産婦は、悪性子宮ガンにかかる恐れがあり、クローン赤ちゃんは早く死んだり、深刻な障害を持ったまま生きていく可能性があると主張した。



韓起興 eligius@donga.com