米国は、20日に開かれる韓米首脳会談を前に、米朝間の対話チャンネルの格上げなど、これまで朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が対話の再開に向けて要求していたいかなる前提条件も受け入れることができないという断固たる方針を韓国政府に伝えたことが、14日明らかになった。
政府関係者は「韓米両国間で首脳会談の議題を調整する過程で、米国は米朝間の対話に向けたいかなる代価も北朝鮮に提供する意思がないことを明らかにした。ただ、北朝鮮が対話のテーブルにつき、大量破壊兵器(WMD)の脅威の解消に応じるならば、補償が受けられるという考えである」と述べた。
北朝鮮は現在、国連の呼びかけによる北朝鮮代表部と米国務省、韓国の米朝間「ニューヨークチャンネル」について、クリントン政権時の高官級の対話レベルと比べ、不満を示している。
同関係者は「韓米首脳会談では、北朝鮮を対話のテーブルにつかせるためのいかなる新たな提案もしない」とし「米国側は、米朝間の対話が再開されても、対話の進展状況を見ながら、食糧支援の拡大など対北支援策を検討する考えである」と述べた。
ワシントンの消息筋も13日「韓米両国は、対北政策に関して意見の食い違い(disagreement)はないものの、見方の差(difference )はある」と認め「米国は唯一の超大国として、国際レベルで北朝鮮を見る反面、韓国は分断という地域的特殊状況の中で扱っている」と述べた。一方、政府当局者は、韓米首脳会談で「両国首脳が韓米同盟関係を再確認し、北朝鮮のWMD問題に対処する両国の共同努力への意志を確かめるだろう」と述べた。
WMD問題と関連して、韓米両国は19日にワシントンで、軍縮・核不拡散関連の協議会を開いて、具体的な共同対応案を協議する方針。
同当局者はさらに「韓国を初めて訪れるブッシュ米大統領が、対北包容政策への確固たる支持と対北対話への意志を明らかにする機会となるだろう」と語った。
大統領府は、ブッシュ大統領は訪韓の間、金大中(キム・デジュン)大統領と拡大会談、単独首脳会談を含む3回ほどの会談を開くことになる、と明らかにした。歓迎のレセプションには、ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)総裁、自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁など、与野党の政党代表と政策委員会議長らも出席する。
一方、崔成泓(チェ・ソンホン)外交通商部長官は14日、寺田輝介駐韓日本大使に会い、最近の米朝関係と関連して、急激な緊張は望ましくないという点を日本側に説明し、寺田大使も「対話の維持が大切だ」と伝えた。
韓起興 ysmo@donga.com · eligius@donga.com






