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「韓米首脳会談、北朝鮮対策を論議」ハーバード駐韓米大使

「韓米首脳会談、北朝鮮対策を論議」ハーバード駐韓米大使

Posted February. 01, 2002 09:44,   

米国のハーバード駐韓大使(写真)は、先月31日に「2月20日に予定されている韓米首脳会談で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核やミサイルなど、大量破壊兵器(WMD)問題が取り上げられる予定」と語った。

ハーバード大使は、興士団(フンサダン)統一フォーラム(洪一植会長)が主催した朝食を兼ねた懇談会でこのように述べ、「米国は米朝関係を実用的かつ直説的な方式で取り扱う計画で、北朝鮮の体面を考えて何らかの措置をとることはないだろう」と語った。

ハーバード大使はまた、ブッシュ米大統領が一般教書演説で北朝鮮の大量破壊兵器の脅威について警告したことに関連して、「米国が北朝鮮の核とミサイルの開発、ミサイル輸出に対して以前から表明してきた憂慮と同じ脈略の話だ」と述べ、「テロとの戦争という環境の中で北朝鮮の脅威が一層憂慮されるという判断から出た発言だと考える」と語った。

しかし、大使は「米国は韓国政府の対北朝鮮政策を依然として支持しており、いつでもどこでも北朝鮮と真剣に話し合う意思がある」と付け加えた。米国を訪問中である、外交通商部の韓昇洙(ハン・スンス)長官は、同日、ホワイトハウスのライス安保補佐官と会って、「『条件のない対話』という米国の対北朝鮮基調には何の変化もない」という話を聞いたと伝えられている。



李鍾鎡 taylor55@donga.com