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科学技術長官の弟への告訴 検察・警察が黙殺

科学技術長官の弟への告訴 検察・警察が黙殺

Posted January. 23, 2002 11:55,   

科学技術部の金榮煥(キム・ヨンファン)長官の実弟である、金栄大(キム・ヨンデ)ダリム・ビジョン会長に対する告訴事件と関連して、昨年から数回にわたる捜査要請があったにもかかわらず、告訴者らの主張が黙殺されるなど、検察と警察の姿勢に疑問の声が出ている。

大田(デジョン)地検は昨年8月、金会長の外国為替管理法違反と詐欺、横領などの容疑に対する投資家らの告訴状が受け付けられた後、この事件を会社の所在地を担当する大田北部警察署に移管した。

しかし、警察は告訴者だけを調べ、被告訴者である金会長に対しては調べをしないまま、この事件を「検察却下意見」として送致した。

検察も事件が複雑で具体的な証拠が示されなかったとして、3カ月後の11月、金会長について容疑なしとする決定をくだした。

検察関係者は「告訴者らが提出した証拠資料だけでは、容疑を立証する、いかなる根拠も見つけることができなかった」とし「事案が複雑なうえ、処理期限が迫っていたため容疑なしとして終結した」と明らかにした。

しかし、告訴者らは「金会長の容疑を立証付けられる十分な資料を提出しており、とくに横領などの容疑に対しては、別の捜査要請書を提出するなど、追加捜査を要請したが捜査は行われなかった」と憤慨している。とりわけ、告訴者らは「金会長の容疑を立証付けられる主要人物に対する捜査も要求したが、やはり黙殺された」と主張した。

大田地検はこの事件と関連して各種の疑惑が提起されたとして、22日、捜査担当部署を特別捜査部(特捜部)とするなど、本格的な再捜査を開始している。

検察関係者は「告訴者らが最近提出した公訴状に新しい諸資料が追加されているうえ、密度のある捜査が必要とされると判断し、事件を特捜部に振り分けた」と明らかにした。

一方、科学技術部の金長官は22日、「実弟の会社の経営にかかわったことがないが、実弟が不正をしているとは思っていない」と述べた。



李基鎭 doyoce@donga.com