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ヒディンク軍団「緻密な準備で来年の旋風を」

ヒディンク軍団「緻密な準備で来年の旋風を」

Posted December. 14, 2001 09:28,   

▲個人戦術〓サッカー代表チームのヒディンク監督がコーチングスタッフに下した第1の戒律は「絶対選手を叱責することなかれ」だった。間違いを犯しても選手自ら考え話をさせれば決して忘れないという考えからだ。選手選抜の際も、ヒディンク監督は「あの選手は駄目だ」という否定的な表現を使わない。代わりに「隠れた可能性探し」に前向きだ。MF李乙容(イ・ウルヨン)がウィングバックに落ち着いたことや、ウィングバックの李栄杓(イ・ヨンピョ)がMFに変身したのが代表的な例だ。

選手の技向上のための方法も科学的な分析を活用している。すでにビデオとコンピュータープログラムを活用した選手の長所・短所の分析作業に入っており、1月中に結果が出れば、これに根拠したトレーニング方法を提示する予定だ。とくに、決定力に欠ける韓国ストライカーたちに対して、ゴルフのようにシューティングの姿勢まで矯正する予定だ。

▲チーム戦術〓「考えるサッカー」が柱だ。練習試合の時、終了5分前に試合を中断させる。負けているチームに「残りの5分で冒険をするか。するならどんな戦術で戦うのか」と課題を与える。また、勝っているチームに「リードを守るためにどうするつもりか」と問い掛ける。再び終了2分前に試合を中断させ「さっき言った戦術が通じていないが、新たな戦術はないか」と質問し、代案を提示する。チーム戦術をよく4−4−2といったシステムで語ることがあるが、これは無意味だ。任されたポジションで100%自分の役目を尽くし隣接するポジションと有機的プレーを展開するのがチーム戦術だ。

▲体力〓大会が終わるたびに選手達に各自に合わせたウェイトプログラムを課し、韓国コーチングスタッフが電話でチェックする。9日の米国戦が終わった時も同様だった。「ベスト11」が事実上確定する来年1月からは、各選手の長所・短所に合わせた2段階の体力強化プログラムを実施する。また、ボールを奪われないよう、選手たちに責任感を強調している。簡単なボールを逃せば、すぐ相手の逆襲を許すことになり、大きな体力消耗につながる。

▲精神力=ヒディンク監督はよく「韓国選手は意気地なしだ」と言う。

実戦や練習の際に選手が怪我して倒れても、ちょっとやそっとではチームドクターを呼ばせないのもそういう理由からだ。

また、先輩後輩間の厳格な上下関係故にチーム内のコミュニケーションがうまくいかない点も初めは不満だった。ヒディンク監督はこれを食事の場から改革していった。

全選手が集まる食事の時だけは、厳格に時間を守らせ対話を導き出す一方、毎回先輩と後輩が交われるよう席替えをさせた。



鞖克仁 bae2150@donga.com