アフガニスタンのタリバーンが、首都カブールを明け渡したのに次ぎ、14日にはウルズガン州などの4州からも撤退し、国土の20%のみを掌握していると伝えられた。
イラン官営のIRNA通信は、北部同盟のスポークスマンの言葉を引用して「タリバーンがナンガハル州の州都である東部の拠点都市ジャララバードでも、ムジャヒディン勢力の蜂起に抗しきれず完全撤退するなど、さらに4州で撤退した」と伝えた。北部同盟のスポークスマンは、「タリバーン」はもはや国土の20%を掌握しているにすぎない」と加えた。
AFP通信も、パキスタンのアフガン・イスラム通信(AIP)を引用して、タリバーンが中部のウルズガン州とカブール南部のロガール州など2州から撤退したと伝えた。ウルズガン州は、タリバーンの最高指導者オマール師の故郷で、タリバーンの拠点カンダハルと境界を成す要衝。
このような中、タリバーンの拠点である南部のカンダハルでも、反タリバーン蜂起が起ったと伝えられた。ワシントンポスト紙は14日、パシュトゥン人の武装部隊約200人がカンダハル空港でタリバーン兵力と戦闘を展開、空港を掌握したと伝えた。この武装部隊はパシュトゥン人内で2番目に大きな「ポポルチャイ」族で、米国の支援を受けているハミッド・カルジャイが指導者だ。しかし、このような主張は、今のところまだ確認されていない。
カブールから撤退したタリバーンは、南部カンダハルの山岳地帯でゲリラ戦を展開すると宣言した。パキスタンに渡ったカンダハルの住民は「武装したタリバーン兵士が、大挙カンダハル入りし、食糧と武器を背負って近くの山岳地帯に向かった」と伝えた。
カンダハルの救護関係者たちも「多くのタレバン兵士が都市を去った」と、これを裏付けた。しかし、反タリバーンのパシュトゥン人指導者達は、タリバーンがまだ都市を統制していると語った。
lailai@donga.com






