10月25日の再選挙・補欠選挙(再補選)で惨敗した与党は選挙の敗因が金大中(キム・デジュン)政権に対する総体的民心離反にあるという自省と共に、次期大統領選挙の候補を早期に表面化する案を含め、危機克服に向けた抜本的な対策作りに乗り出した模様だ。
与党民主党の韓光玉(ハン・グァンオク)代表はこの日、大統領府青瓦台(チョンワデ)で金大統領に選挙結果を報告し、政府与党の一大再編と全党大会の開催時期および党の指導体制問題、候補と総裁の分離問題など、政治日程に関する本格的な論議に着手するよう申し立てた。
これと共に与党は、補選以前の与野党の対立を早期に解消し、民政安定と経済回復、国政改革に向けた対話政治の復元に取り組むことを決めた。野党ハンナラ党も、政争を自制し「平和共存の政治」を繰り広げていきたいとの立場を表明しており、与野党関係の変化が注目される。
▲韓代表の報告〓韓代表は金大統領に「今回の選挙の結果として現われた国民の意を謙虚に受け止め、党として国民のなかで生まれ変わる姿勢で政局を運営していきたい」と報告したうえで△中間階層・庶民・農民・漁民など韓国社会の主軸を成す国民を保護するための政策開発の拡大△党総裁と所属議員との間の対話拡大、などの民心収拾策を建議した。
民主党の田溶鶴(チョン・ヨンハク)スポークスマンは「与党政府の画期的な一大再編は通常国会が終了する年末に断行される予定」だと明らかにした。
▲与党の自省論〓田スポークスマンは26日緊急最高委員会議の直後「民心離反が深刻であり、これまで数回にわたって民心が尋常でないという警告があったにもかかわらず、能動的に対応できなかったということで認識が一致した」と伝えた。
李仁済(イ・インジェ)最高委員は「この4年間にわたる国家経営の過程において起きたことと不十分に対処したり不足だった部分に対する民心のしゅん厳な表れ」だとの見方を示したうえで自省を促した。
▲急浮上する候補の早期表面化論〓与党の主要幹部らは選挙惨敗の直後、次期大統領選挙の候補を早期に表面化せずには現在の危機を乗り越えられないという結論を下し、金大統領に来年3月の党大会開催を建議することで意見をまとめたと、ある高官が伝えた。
同高官は「選挙結果、惨敗にの方に固まりつつあった25日深夜、与党の主要幹部の一部が候補の早期表面化を通じた画期的な局面転換を建議したものと聞いている」と述べた。
党内中道派グループで鄭均桓(チョン・ギュンファン)総裁特別補佐団長の率いる中道改革フォーラムも、28日、緊急会合を持ち、党の次期指導体制と党大会の早期開催問題について正式に話し合う計画であるという。
しかし、韓和甲(ハン・ファガブ)、金槿泰(キム・グンテ)最高委員など一部では、候補を早期に表面化することに反対の意向を示したうえで「国政刷新の先行」を主張しており、内訌が再燃する可能性もなくない。






