アフガニスタンのタリバーンと北部同盟は現在、3ヵ所の戦線で戦闘を続けている。そのなかで最大の激戦地は首都カブールから北側へと約30キロ離れているバグーラン地域。
カブールに入る関門であり、アフガン唯一の全天候空港が位置しているため、 3年目激しい攻防戦が続けられている。
この地域のタリバーンは1万5000名余り、北部同盟は5000名余りの兵力を投入するなど事実上、主な兵力を配置した。
先月29日、タリバーン陣営とはわずか400メートル離れている北部同盟軍の最前線の陣営を訪ねた折、山の向こうから砲声がひびく中で、あちこちから自動小銃の音が絶えず聞こえるなど、雰囲気が殺伐だった。
北部同盟軍らは3日前までも激しい戦闘が続いており「両軍が米国のタリバーン攻撃をスタートとして展開される総力戦に備え準備している」と述べた。
最前線から車で30分距離にある後方基地は戦闘準備で一層忙しかった。4台の戦車と射程距離60キロメートルの旧ソ連製の地対地ミサイルまで設置されていた。
北部同盟軍が大量殺傷用の攻撃武器を保有していることを確認したたのは、外国記者として初めて。
マウロノ・アブドルラモン戦線司令官は「このミサイルは重要な瞬間に使用するため、惜しんでおいたものだ」と話した。
この地域の北部同盟軍兵力はタリバーンに比べ、多く劣勢であるが、米国の攻撃が始まれば逆転されるという期待のせいか、勝利に対する自信に充ちていた。
指揮官らは「バグーランと首都カブール、タリバーンの本拠地のカンダハル、タジキスタンおよびウズベキスタンとの国境地域などが最大の激戦地になる見通しだ」とし、「米国の攻撃が始まれば北部同盟が即時、主導権を握るようになる」と主張した。
北部同盟は国際社会の支持を獲得するため、外交戦にも力を尽くしている。北部同盟のアブドル外相は30日、記者との単独インタビューを通じて「パキスタンのみがタリバーンを合法政府として認めている反面、北部同盟は50カ国から承認を受けており、国連にも加盟したアフガニスタンの唯一の合法政府である」と強調した。同外相は1日、タジキスタンの首都ドゥシャンベを訪問し、ロシアおよび西方側関係者らと会同しタリバーンに対する攻撃作戦などを巡って話し合ったことが分かった。
kimkihy@donga.com






