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朴セリ、見事なトップタイ

Posted May. 11, 2001 10:39,   

「ホールカップを直接狙った強力なバックスピーンのアイアンショット、パー5のホールで果敢なツーオンを試み」。

朴(パク)セリ(三星電子)は98年、米女子プロゴルフツアーで本格的に進出して以来、昨年末まで合わせて5回出場した韓国国内大会では一度も優勝したことがない。

11日、京畿(ギョンギ)道竜仁(ヨンイン)のレークサイドCC西コース(パー72、6339ヤード)で行われたアストラカップ・スポーツトゥデー紙主催の第15回韓国女子オープンゴルフ大会(賞金総額2億ウォン)の初日。朴セリは、国内ファンの声援に優勝で応えたいといわんばかりに、初日から終始攻撃的なプレーだった。

ギャラリーの視線が集中し心理的に負担が大きかったが、一番ホール(パー5)でのドライバーをフェアウェイの中央に付けた朴セリは、三番ウッドでツーオンをトライ。同じ組で対決しているチョン・イルミ(ハンソルCSN)とパク・ソヨン(ハイト)は、すでに安全にスリーオンを狙っていた状況。

力強く振り回した朴セリのセカンドショットは、グリーン右側のバンカーへ。しかし朴は、バンカーからピン横1.20メートルに付け、ギャラリーの歓声を呼び出した。

リズムに乗った朴に。バンカーは決して障害物ではなかったようだった。また競技力ばかりか精神的な面でも一層成熟した様子だった。

バッティングの際の姿勢が完了した瞬間、どこかで携帯電話が鳴いた。

この場合、殆どの選手はベルが鳴った方向を見ながら顔を顰めるが、朴は目も向けず落ち着いていた。姿勢を取り直して余裕を持った後、バーディーを成功させた。

初ホールでバーディーを奪い、好調なスタートを切った朴はその後、積極的なプレーで「バーディートライ」を連続成功。

バンカーの後方にホールカップが位置した3ホール(パー3)。

朴は安全なグリーンの中央地点ではなく、ホールカップを狙い空高くティーショットを打った。距離が及ばず、ボールがバンカーに入ったが、見事なバンカーショットでホールカップ30センチ地点に沈め、初めての危機を無難に乗り越えた。

朴が初のボギーを記録したのは、8ホール(パー5)。ツーオンを狙ったショットがグリーンに及ばず、左側の坂に落ち、アプローチショットはホールカップを通り過ぎグリーンエッジまで飛んだ。難しいライの6メートル距離で3バッティングを記録したのだ。

しかし朴は、9ー10番ホールで連続バーディーに成功し、15ー16番ホールで再び連続バーディー、ヨン・ヨンナム、ローリー・ケイン(カナダ)と共同首位(3アンダーパー、69打)で試合を終えた。

朴は、この日集中力を維持させるためのようで、国家代表選手時代の先輩だった同組のチョン・イルミやパく・ソヨン選手とは話どころか目線もあげず、優勝への意慾を見せた。



安永植 ysahn@donga.com