Go to contents

懐かしさを覚える焼肉屋「スップルチプCan」

懐かしさを覚える焼肉屋「スップルチプCan」

Posted April. 23, 2001 17:15,   

한국어

サイモン&ガーファンクルの「Sound of silence」のようなオールドポップスが静かに流れ、時には合唱団が「オー・ソレ・ミオ!」を聴かせてくれるレストラン。肉料理の店なのに、「ロマンティックな愛の告白」もできそうなお店。ライブ公演やレトロ料理で有名なソウル市ソチョ(瑞草)チャムウォン(蠶院)洞の「スップルチプCan(02—3442—4240)」。

洋銀弁当の器に詰め込まれた「弁当ご飯」。懐かしい黄色いタクアンが4切れ載っている。ご飯の下には目玉焼きがしかれ、30代後半のサラリーマンは子供の頃に食べた弁当を思い起こすかもしれない。マッコリ(どぶろく)の容器も洋銀のやかん。壁に貼られた80年代のレコードジャケットもいい雰囲気を醸し出している。1500ウォンの「焼酎半瓶」は、最近では他の店でお目にかかることができないメニューだ。

ごま、リンゴ、マスタード、ニンニクの各ソースは、肉の味を引き立たせ、食欲を引き出してくれる。サンチュひと株に錦糸玉子、キノコを包んだ「サンチュサンバプ」にソースをつけた肉を載せて食べれば、いくらでもお腹に収まってしまう。口直しに食べるピョンヤン式「キムチマリ麺」も絶品。つぶした豆腐と大根のキムチの味がお腹に染み渡るようなさっぱりした味を楽しめる。

2,3人がモドゥム焼き肉、サンチュサンバプ、キムチマリ麺、弁当ご飯を注文して28,000ウォン(約3,000円)。ライブ公演は、火・金・土曜日の午後7時30分から。誕生日を迎える客には生演奏でお祝いの歌を聴かせてくれる。定休日は日曜。駐車無料。



チョ・インジク記者 cij1999@donga.com