米国のデニス・ブレアー太平洋軍司令官は28日、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が軍事力を持続的に増強しており、現在600基の改良型スカッドミサイルを保持している」と発表した。ブレアー司令官は同日、上院の税出委員会で「北朝鮮のミサイルは韓国と日本の一部、アジア太平洋に駐屯している米軍を狙っている」と証言しながらこのように述べたと日本の共同通信が報道した。
ブレアー司令官の主張した北朝鮮のスカッドミサイルの保有量は、今まで米国防部の発表した500基より100基も多いものである。彼はまた、「北朝鮮軍は最近、10年ぶりにタンクの生産を再会した」と付け加えた。
一方、トミー・フランクス米中部軍司令官は、同日米下院の軍事委員会に出席し、「朝鮮半島などの2ヶ所の地域で同時に戦争が勃発しても米国は勝利を収めることができる」と自信感を表明した。
フランクス司令官は、「米国の機動艦隊が太平洋でアドリア海に移動した後、朝鮮半島で戦争が勃発する場合、どんな状況になると思うか」との質問に対して「我々の直面すべき危険は想像を絶するものになるはずであろうが、米軍は間違いなく勝利する」と答弁した。






