林東源(イム・ドンウォン)国家情報院長(韓国情報機関)は20日、北朝鮮の金正日(キ厶・ジョンイル)総書記の韓国訪問の時期について、「4月か5月ごろになることを希望する。いくら遅くとも今年中には訪問するのではないか」と話した。
林院長は国会情報委員会でこのように話し、「北朝鮮を判断するにおいて、米国中央情報局(CIA)と韓国政府間に認識の隔たりがあった」と述べた。
林院長は米国訪問の際(11〜17日)、行われたCIA側との討論内容を公開しながらこのように明らかにし、「米国は欧米の基準で北朝鮮を判断しようとし、韓国は同じ民族として北朝鮮の情緒と思考方式をよく知っているため」だとその理由を説明した。
同院長はまた「訪米の際、コリン・パウエル米国務長官と会い、在来式武器の削減は南北朝鮮の問題であることを理解させた」とし、「米国は北朝鮮のミサイル問題について、検証されていない点を挙げ、極めて深刻に考えており、北朝鮮のペースに巻き込まれてはならないとの認識があった」と紹介した。
金正勳(キム・ジョンフン)記者 jnghn@donga.com






