20年間、枯葉剤の後遺症に苦しめられてきたベトナム帰還兵が自ら命を断った。
去る4日(日)、釜山(プサン)市のヨンド病院に入院し、治療を受けていたウォン・ギマンさんが、7階病室の窓から飛び降り自殺した。
1966年にベトナム戦争に参戦し、68年に帰還したウォンさんは、81年から枯葉剤の後遺症と糖尿病で20年近く釜山ボフン病院などで治療を受け、昨年11月から高血圧と急性心不全の合併症も引き起こし、病状が悪化したという。
ウォンさんは「これまで一家の大黒柱として何も出来ず、家族にすまない」とし、「私がいなくなれば楽になるのに」といつも言っていたという。このように枯葉剤の後遺症で苦しんでいる人は、釜山地域の3200人を含めて全国で6万人に達するものと見られる。この中で3000人程は国から支援金を受けているが、その他の人は治療すらきちんと受けられないでいるのが実情である。






