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標準生計費、4人家族基準で月306万ウォン

Posted January. 30, 2001 17:32,   

今年一年間、韓国で普遍的で正常な文化生活を送って暮らすための費用、つまり標準生計費が、4人家族を基準でひと月305万7972ウォンであるとの調査結果が出た。

民主労総(委員長・段炳浩[タン・ビョンホ])は30日、統計庁の都市家計支出資料と組合員914人を対象とした消費実態調査から推算し、3人家族の場合は219万3807ウォン、2人家族の場合は173万6680ウォンであると発表した。

4人家族の場合、昨年統計庁が発表した「99年都市勤労者4人家族生計費」である187万3100ウォンの1.6倍、政府が策定した最低生計費84万2000ウォンの3.6倍にあたる額だ。民主労総が昨年発表した「2000年標準生計費」288万4266ウォンより6%上昇した。

今回の調査は、3人以上の家族は乗用車1台を所有し、小学生、中高生は学習塾1ヶ所に通うことを想定するなど、最大限現実的に計算した点が特徴。住居形態は3人家族は18坪の賃貸マンション、4人は24坪の持ちマンションと仮定し、住宅資金融資償還額を算定した。

しかし貯蓄額は反映しておらず、家族が月に1回外食し、映画を1年に2回観ることを仮定するなど、「実際よりも下向調節した側面がある」と民主労総の関係者は明らかにした。



金俊錫(キム・ジュンソク)記者 kjs359@donga.com