Go to contents

北朝鮮、変化の風が吹くだろうか

Posted January. 18, 2001 11:27,   

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の有一思想と体制にも変化の風が吹くのだろうか。

中国を訪れている金正日(キム・ジョンイル)総書記が最近主張した‘新思考’は、経済分野での改革・解放と共に思想と体制にも抜本的な変化が起きる可能性を仄めかしているため注目される。

政府当局者は17日、‘21世紀は雄大な全変の世紀・創造の世紀だ’という見出しの労働新聞(4日付)の正論を根拠に、慎重に変化への可能性を予見してみた。

同当局者は、金総書記が‘新思考’を主張しながら「現在は60年代とは違うため、過去の古いやり方はこれ以上通用しない」と強調したのは、経済だけでなく思想と政治までも‘変化の範疇’に含めたのだと解釈した。

彼は「北朝鮮において60年代は、政治・思想などの全分野で有一の指導理念である『主体思想』が体系化・教条化した時期だ。金総書記が特に60年代を特定して古い時期と称したのは、理念と体制問題に対しても改革の『メス』を入れる意として解釈される」と説明した。

実際、金総書記は昨年末から‘21世紀の指導者’と呼ばれ、金日成(キム・イルソン)首席の‘遺訓統治’から脱したような自信感を見せており、90年代に一貫して維持してきた‘独自式の社会主義’とも相当な距離を置いたまま‘金正日式の改革・解放’を推進している。

しかし、別の分析と見解を表明する人も多い。‘新思考’をあまり肯定的に解釈してはならないとのこと。

徐大粛(ソ・デスク、慶南大極東問題研究所長)、柳浩烈(ユ・ホヨル、高麗大・北朝鮮学)氏などは、共産圏の崩壊にも関わらず、北朝鮮の体制を支えてきた主体思想を棄てることは、体制の瓦解と住民の弛緩に直結するために想像し難いと指摘した。

彼らは北朝鮮がむしろ新年の共同社説で‘我々の理念、独自式の政治体制、独自式の革命方式の擁護固守’を力説し、現体制を固守するとの意志を固めたと主張した。

特に金総書記を中心にした‘首領決死擁護’を誓いながら主体思想の核心理念である首領論を一層強調していることは、現在の思想と体制を一層強化するとの意味として受け止めるべきだと説明した。



河泰元(ハ・テウォン)記者 scooop@donga.com