Go to contents

金総書記のソウル訪問、繰り上げられるか

Posted January. 16, 2001 18:26,   

政府当局筋が16日、「北朝鮮のキム・ジョンイル(金正日)総書記のソウル答礼訪問が予想よりも早まる可能性がある」と明らかにした。

同当局筋は「現在、南北の当局間により、金総書記のソウル訪問に対する話し合いが進められている」とし、「金総書記のソウル答礼訪問は、遠からず公式的に発表されると見込まれる」と述べた。

同筋は「政府が当初、予想していた金総書記の訪問時期は、今春か今年の上半期であった」とし、2月に来韓する可能性に対してはあまりにも早すぎるのではないか、との反応を示したことにより、3〜5月の間に金総書記の答礼訪問が有り得ることを強く示唆した。

また、同当局筋は「キム・デジュン(金大中)大統領の訪米や金総書記のソウル答礼訪問は、別の問題ではあるが、まず韓米首脳会談が先に行われるべきだ」と話し、3月に行われる予定である韓米首脳会談以降に金総書記のソウル答礼訪問があることを改めてほのめかした。

同筋は「しかし、北朝鮮は保安を重視しているため、昨年のキム・ヨンスン(金容淳)秘書のソウル訪問の際も3日前に通報してきたことからして、今のところ金総書記の正確な答礼訪問の時期を予測するのは難しい」と付け加えた。