
釜山(プサン)市のある障害者団体幹部が、特許庁に登録した商標を朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)にも出願し、話題になっている。
障害者統一念願大行進の行事である「白頭(ペクトゥ)から漢拏(ハルラ)まで」の行事準備委員長を兼任している国際障害者協議会の姜忠杰(カン・チュンゴル、51)事務局長は2日(水)、ソウル市江南(カンナム)のイ・ソナム国際特許法律事務所を通じて中国の代理人を経由、北朝鮮に「21統一商標」を出願したと語った。
一般人または企業の商標が、第3国の人物名義で北側に商標を出願したことはあるが、韓国人の名義で商標登録を申請したのは姜氏が初めてである。
姜氏は、「21世紀には同胞の念願である南北統一が成されなければならないという意味で、『21統一商標』を北朝鮮に出願することになった」と述べ、「先月30日に中国の代理人に関連書類を送り、2、3日以内に北朝鮮の平壌(ピョンヤン)特許庁商標代理部に受理されるだろう」と語った。
商標と共に提出されたシンボルマークは、朝鮮半島の形の虎が、大陸ではない太平洋に向かって吠えている姿が描かれている。






