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韓銀、企業資金3兆ウォンを開放

Posted December. 14, 2000 18:39,   

韓国銀行は企業の資金難を緩和するため、3兆ウォンを新たに供給することにした。また銀行が預金引出によって流動性危機を迎えている信用金庫に対して資金援助できるように、銀行の保有するRP(還買債)と通安証券を買い取ることを決めた。

韓銀は14日に金融通貨委員会を開き、銀行に年3%という低い金利で支援する総額貸出限度を、7兆6000億ウォンから9兆6000億ウォンに2兆ウォン拡大することを議決した。また、流動性調節貸出限度も2兆ウォンから3兆ウォンに1兆ウォン増やすことにした。これで企業に供給される資金は3兆ウォン増えることになる。

韓銀は、銀行の中小企業と中堅大企業に対する資金援助を増やすために総額貸出限度を2兆ウォン増やし、支援対象も4大グループを除く中堅大企業に対する貸出と会社債及び企業手形(CP)買入などに拡大した。今までは中小企業貸出に対してのみ韓銀が年3%で支援してきたが、中堅大企業の貸出と中小・中堅大企業が発行した会社債とCPも含むことで企業に対する資金援助が促されるようにしたもの。

また電子方式による掛売り売出債券担保貸出制度を、電算プログラムが完了する来年初めから導入することにした。この制度は納品業者が取引銀行から掛売り売出債券を担保として融資を受け、納品代金を早期に回収できる制度。手形を利用せずに融資申請から償還まですべてコンピュータで処理されるため便利になる。

韓銀の姜亨文(カン・ヒョンムン) 副総裁補は「総額貸出限度と流動性調節資金を3兆ウォン増やすと通貨管理の面では負担になるが、企業の資金難を解消することが急務であると判断し、企業資金を大幅に増やすことにした」と明らかにした。

姜副総裁補は「中小企業が信用金庫から融資を受けた金額は、10月末現在で9兆9870億ウォンに達する」とし、「総額貸出限度を増やせば中小企業への融資分を銀行から受け取ることが可能になる」と説明している。



ホン・チャンソン記者 hcs@donga.com