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ナビダウイルス非常事態

Posted November. 15, 2000 00:22,   

スペイン語でクリスマスを表わすナビダ(Navidad)ウイルスが急激に繁殖している。

このウイルスはEメールの添付ファイルに付いて拡散するのが特徴。業務用Eメールを送る時、元の添付ファイルの代わりにウイルスファイル(Navidad.exe)が発送されている。これによって感染したメールを正常なものと誤認し、何の疑いもなくファイルを開いてしまうことが多い。

一旦このウイルスに感染すると、エラーが表示され、青い目の模様のアイコンが画面の下に表われる。そして「メリークリスマス(Feliz Navided)」というタイトルのウィンドウが表示され、「あなたはコンピュータを失った(Lamentablemente cayo en la tentacion y perdio sucomputadora)」という文句で使用者をからかう。

最も大きな被害は、拡張子が「.exe」であるすべてのファイルが実行に移せないというもの。拡張子「.exe」は、普通コンピュータープログラムの実行命令を下すのに使われる。

安哲秀(アン・チョルス)研究所関係者は「ナビダウイルスは悪性ではないが、拡散速度がとても速いという事に問題がある」と述べ、「一旦『ナビダ』という添付ファイルを持っているメールをすべて消すのが一番いい解決方法」だと語った。アン・チョルス研究所(www.ahnlab.co.kr)とハウリ(www.hauri.co.kr)はインターネットホームページを通して治療ワクチンを配布している。