KBSは9日、李圭昌(イ・ギュチャン)スポーツ局長名義で公式声名を出し、「MBCが国内経済が苦しい時に、3,200万ドル(約384億ウォン)という莫大な外貨を払って、大リーグの試合中継権を独占契約したのは無謀な決定だ」と発表した。
KBSは「MBCの米プロ野球独占契約に対するKBSの立場」という題したの公式声明で「MBCの米プロ野球独占契約は、放送時間に対する無謀な競争を防ぎ、国家利益を保護するために放送局3社『KBS、MBC、SBS』が合意し施行している『スポーツ合同放送施行細則』に明らかに違反したもの」と非難した。
この声明でKBSは「MBCの米プロ野球独占中継権料は3,200万ドル(約384億ウォン)」と明示した。
これまでMBCは、MLBI(Major League Baseball International)との契約慣行を理由に、正確な契約金額については一切公言してこなかったが、向こう4年間の大リーグ全試合を地上波、ケーブルTV、衛星放送で独占放映できる権利に約2,400万ドル(約270億ウォン)を支払うことにしたことが明らかになった。
MBCが大リーグ中継権を契約してから、放送局のインターネットサイトには「これほど景気が悪いのに、莫大な外貨を浪費してまでパク・チャンホの試合を中継する必要があるのか」という抗議メールがネットユーザーから相次いで寄せられているという。
崔容碩(チェ・ヨンソク)記者 duck8@donga.com






