金大統領:今月中にも銀行圏の構造調整終わらせる

金大中(キム・デジュン)大統領は8日(水曜日)、「今月中に銀行の追加合併と持ち株会社制度を通じた銀行圏の構造調整を終わらせる計画」だとし、「今年の末まで総合金融、保険、投資信託など、第2金融圏の構造調整も完結させる」と述べた。金大統領はこの日行われた国会の本会議で、李漢東(イ・ハンドン)国務総理が代読した2001年度予算案の提出に臨んだ是正演説を通してこのように述べ、「韓国経済の大きな負担と化してきた不良企業を整理し、市場の不確実性と資金市場の悪化の悪循環を解消する」と強調した。

金大統領は、「政府は運営の客観性と透明性を高めるため、公的資金委員会を運営し、不良経営に対する責任追求の機能を強化する」と明らかにした。金大統領はまた、「政府は来年も韓国経済を5〜6%内外の成長と3%水準の物価安定の中で、経常数値黒字基調を続けられるよう推進していく」と明らかにした。金大統領は南北問題と関連しては、「これからは単発の支援よりは、南北の共同利益の増進に寄与し、北朝鮮の経済基盤を根本的に改善する方向で進めるとし、南北関係の事業推進において、国民的な共感と指示を得られるよう努力する」と述べた。

一方、金大統領は「医薬分業推進の過程で国民の皆さんに迷惑をかけたことについて申し訳ないと思っている」とし、「政府は医薬界との対話を土台に、年内にも薬剤師法の改正を終え、医薬分業制度が根を下ろせるようにする」と述べた。