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袋小路に入った現代の未来は

Posted November. 06, 2000 13:49,   

「市場の目」は一斉にヒョンデ(現代)建設に注がれている。債券団は、「ヒョンデ建設が物品代金と海外借入金を自力で解決できなければ、法定管理に入る」と最後の通知をしている。市場は、ヒョンデ建設がいつまで踏ん張れるかを見ているのである。ヒョンデはこれについて、「借入金の満期が2ヶ月延長されたのでまだ余裕はある」としているが、市場には悲観的な意見が多い。

ヒョンデ建設の負債はおよそ5兆4000億ウォンに達する。このうち、金融圏の負債が3兆5000億ウォンで、第1金融圏が2兆4000億ウォン、第2金融圏が1兆ウォンほどである。その外に個人が保有している会社債は1兆ウォンであり、海外借入金とその他の負債が1兆ウォンほど。債券団が借入金の満期延長に合意はしたものの、ヒョンデ建設の負担は依然として重い。4日、海外からの900億ウォンの新株買収権付き社債(BW)を解決しなければならず、毎月2000億ウォンに達する物品代金を解決せねばならない。営業利益が8000億ウォンに達するが、資金需給の不一致が2000億ウォンに達するヒョンデとしては重い荷である。ソサンの農場を政府が提示した2200億ウォンに売却するとしても、この資金が手中に入るまでは1、2ヶ月はかかるし、すぐに現金化できる資産もそれほど多くない。チョン・ジュヨン(鄭周永)元現代名誉会長の自動車会社への持ち分2.7%も半分は担保となっている。ヒョンデの資金事情が急なので、不動産を廉価で処分しようにもうまく行くとは思われない。結局、チョン・モンホン(鄭夢憲)現代アサン理事会の会長が保有している他系列会社の株式を直ちに売却、建設会社の有償増資を通じて輸血しない限り、一ヶ月も耐え難い、との分析が出ている。

政府が常に強調している血族による支援も、今としては簡単な事ではない。現在、資金の流れがもっとも良好なヒョンデ・キア(起亜)自動車のチョン・モング(鄭夢九)会長は4日、中国出張に行く。予定されていた日程とはいうものの、モング会長の心中が伺える。モング会長は、チョンロ(鐘路)区ケ洞のヒョンデ社屋のモンホン会長の執務室より一階上にあった会長執務室も、4日、ソウルソチョ(瑞草)区のヤンゼ洞の新社屋に移している。ヒョンデ産業開発やクムカングループなどモンホン会長の叔父たちも、いまだに沈黙している。3日開かれる予定だった家族会議も取り消しとなった。チョン氏一家の関係者は、「大株主が勝手に会社の資金を使うわけにも行かない上、今資金を投入しても会社を立て直せるという保障もない」と話した。ただ、まだヒョンデグループの系列会社であるチョン・モンジュン(鄭夢準)議員系列のヒョンデ重工業は、法的な範囲内でヒョンデ建設を助ける方策はないか、と検討している。ヒョンデ建設に1800億ウォンの負債支払い保証をしている重工業としては、ヒョンデ建設の危機が他人事ではない。



李炳奇(イ・ビョンギ)記者 eye@donga.com