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[社説] 対露関係このままでは問題だ

Posted October. 15, 2000 20:06,   

先月30日で修交10周年を迎えた韓国とロシアとの関係が、最近ますますぎくしゃくした関係になっているようで残念だ。2年前、わが国の外交官を追放までしたロシアが、今回はモスクワを公式訪問した李漢東(イ・ハンドン)総理のプーチン大統領との会談さえも拒否した。

どの国の総理であれ、訪問国の国家元首と会談するのは儀典上当然のことで、礼儀に属する問題だ。しかしクレムリン側は、李総理のプーチン会談瑞ソを受けながらも、訪問期間の最後の日までその日程を組んでくれなかったとのことだ。クレムリン側はプーチンの多忙な日程をその理由としていたが、実際はロシアのわが国に対する不満が作用したものだと外交消息筋は見ている。

すぐにでも成就されるものと見られていたプーチンの訪韓が、続けて遅延しているのも同じ脈絡ではないかと考えられている。李総理の今回の訪問も実は、先月ニューヨークで金大中(キム・デジュン)大統領に会ったプーチン大統領が、自身の訪韓問題等の懸案は両国の総理会談で論議することにしようという提議をしたからだという。

しかしながら李総理は、実際ロシアを訪問してもプーチン大統領に会うこともできず、プーチンの訪韓問題は改めて、来月開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で両国首脳が会い、論議するのが望ましいという方向で実務陣の意見がまとまったという事だ。すでに今年の7月に平壌(ピョンヤン)を訪問したプーチンが、このようにャEル訪問を躊躇しているのを見ると、何か両国の関係に問題があるようだ。

ロシアがわが国に対して持っている不満は、公式、非公式的にすでに何度も楓セしている。朝鮮(韓)半島問題解決のための4者会談に加われないことで、何度となく不満を浮筲オてきた。

また、わが国の防衛産業進出に強い希望を持っており、今回も李総理に自国の潜水艦を購入するように要請したとのことだ。しかし、わが国は武器体制等の理由で肯定的な返事を与えられない立場だ。京元(キョンウォン)線をシベリア鉄道と連結する問題もやはり、わが国としてはまだはっきり返事することのできない立場で、ロシアが負っている15億ドルの債務も未だに未解決状態だ。

しかし韓‐露関係がこのように問題を抱えていては、両国にとって望ましいことは何もない。特に南北朝鮮と北‐米国関係の急速な進展で、朝鮮半島(韓)周辺情勢が一日ごとに変わっている。このような時ほどわが国は、4強との関係を今まで以上に調和を保ち、均衡を維持しなければならない。

ロシアもわが国との関係が疎遠になれば、東北アジアでの外交、経済的な影響力は減少するだろう。韓‐露両国が長期的な展望に立ち、現在の不自然な関係を解消することを期待する。