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国会正常化への道程

Posted October. 05, 2000 12:25,   

4日、自民連の党務会議では、国会法改正案の処理問題が国会正常化への最後の妨げとして浮上し、不満の声が上がった。民主党とハンナラ党が「これからボールは自民連の方へ移った」と言い、それとなく自民連の`歩みより`を要求したことへの不満だったのだ。

会議では「ハンナラ党の院内総務は自民連が譲歩すればことが済むと言っているが、今まで場外集会で国会を開かなかったのが誰だったのか」(李竜俊《イ・ヨンジュン》党務委員)「側にいた民主党の総務は肯定をほのめかすような沈黙で一貫した」(キム・ヒョンウク指導委議長)などの激しいやり取りが続いた。

一部の参加者は国会法改正案の処理問題に対して、弾力的に対処すべきだとの意見を提示したりもした。チョウ・イルヒョン党務委員は「もう哀願する必要もない、ぼろを纏って戦うよりは裸になって臨む方がましだ」と促した。

しかし、これはあくまで少数意見であって、大勢は`譲歩はあり得ない'であった。金宗鎬(キム・ジョンホ)総裁代行は「交渉団体の構成問題に関しては立場の変化はあり得ない」とまとめた後、李良煕(イ・ヤンヒ)総務に協商の全権を委任した。

ところが自民連も今選択を迫られている。民主党とハンナラ党の総務が4日の夜間会談で国会法改正案の処理時限を`適切な時期'などと立場を決め、自民連の要求してきた`定期国会の会期内に処理'よりも数歩後退したためだ。

自民連が与野総務間の意見接近案を受け入れるかどうかはまだ確信できない。反発も予想される。しかし、ややもすれば国会跛行の責任を負わせられるかもしれないという負担も感じているので、これからもこの案を固執できるのかは未知数である。



李哲熙(イ・チョルヒ)記者 klimt@donga.com