20日ソウルで開幕されるアジア欧州連合首脳会議(ASEM)を控え、国内外の非政府機構(NGO)も慌ただしい日々を送っている。この期間中には特に20ヶ国から200数人のNGO活動家がソウルを訪問する。
先進国の主張する`グローバル化'は二つの顔を持っているというのがNGOの見方である。強大国の資本には広大な世界市場を提供する一方、開発が後れている国には厳しい市場経済原理だけを強要しているとのことだ。
こうしたグローバルの`非民主性`を広く知らせるため、去年10月、韓国の130市民社会団体が集まって発足した`ASEM2000民間フォーラム`は17〜21日、ソウルの建国(コングク大学で人権、環境、貧困、宗教問題を取り扱うワークショップを開催する。訪韓する外国のNGO活動家も一緒に参加するこのワークショップのテーマは`グローバル化に挑戦する民衆の連帯と行動`。
首脳会談が開かれる20日には`ASEM民間フォーラム'と`投資協定ーWTO反対国民行動'`民衆大会組織委員会`などの共同主催で2万人余りが参加する`ASEM2000新自由主義反対ソウル行動の日`連合ストを行なう予定だという。
しかし、アメリカ・シアトルの世界貿易機構(WTO)の閣僚会議やチェコ・プラハの国際通貨基金(IMF)総会の時のような過激なストにはならないと主催側は説明している。
ASEM民間フォーラムの梁英美(ヤン・ヨンミ)国際協力幹事は「グローバル化の尖兵であるWTO、IMFとアジア、欧州の首脳が集まるASEMは性格が異なる」と言った上、ASEMの底止が目的ではなく、その意味を伝えるのが目的なので過激はストにはならないだろうと述べた。
徐永娥(ソ・ヨンア)記者 sya@donga.com






