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医大教授ら5日から外来診療中断

Posted September. 05, 2000 12:38,   

政府−医療業界間の合意がなされない中、医薬分業事態を解除するため、全国の医大教授らは5日から外来診療を中断する予定で、大型病院での診療空白が大きくなりそうだ。

ソウル大学、高麗(コリョ)大、延世(ヨンセ)大、慶熙(キョンフィ)大などの主要大学の教授たちは4日、学校別の集会を開き、この日まで政府の誠意ある対策が無ければ、5日から外来診療を中断するという全国医大教授協議会決定(8月30日)に従い、5日から外来患者の診療を行なわないとした。しかし一部の医大教授は、深刻な病状の患者や救急患者を、該当する科や担当教授の判断によって支援奉仕の形式で診療し、専攻医らも‘真心医療診療団’を運営しており、大型病院の外来診療が全面的な診療中断にはならない見通し。

一方政府は医療界との非公式な接触の席で、金大中(キム・デジュン)大統領が3日、放送3社の記者会見を通じて国務総理傘下の‘保健医療発展特別委員会’を、医療会の要求通り大統領直属の機関として設置することを明らかにした点を強調し、速やかに対話に応じるよう説得している。



宋相根(ソン・サングン)記者 songmoon@donga.com