「本当に魅力的なバレー界のきら星たちだ。彼らと共に舞台に立てるということだけ考えてもなんだか興奮してくる。すばらしい舞台になるだろう」
米国のアメリカンバレーシアターの看板ダンサー、ジョリー・ケントは“世界バレースター招待大公演”を前に25日ソウルの芸術の殿堂で開かれた記者会見の席で「今回が3回目の韓国公演だが、世界的なバレーの名手との特別な舞台で今までとは感じが違う」と公演に対する所感を語った。
ボリショイ出身の英国ロイヤルバレー団のイレック・ムカメドフ、フランスパリオペラバレー団のマヌエル・レグリ、オーストリアのウィーンバレー団のシモーナ・ナジャ、米国サンフランシスコバレー団のユアン・ユアンテン、ケントのパートナーであるエンジェル・コレラ。
世界のバレーを代表する世界的なダンサーが一堂に会した記者会見はまるで「スターの競演」であった。
スポットライトは「ジゼル」等、バレーを素材にした映画にも出演したレントと[男性バレリーナの教科書」と呼ばれるムカメドフに集中した。
ケントは「舞台と映画での踊りは全く別なものなので、その感情移入も異なる」と述べ、「特に今回の公演の重要性を考え、コレラと話し合い「海賊」「バロックゲーム」の デュエットをレパートリーに入れたと語った。
英国ロンドンのロイヤルバレー団で今回の公演のパートナーである国立バレー団のキム・ジュウオンと3週間練習を共にしたムカメドフは「キム・ジュウオンの体格、才能、情熱から韓国のバレーの明るい未来を感じることができた」と語った。
中国のバレリーナとしては初めて世界メジャーバレー団のプリマドンナとして抜擢された有望株ユアンユアンテンは「10年ぐらい前,バレーを初めて始めたときは上海に舞踊学院は一つだけだったが今は10を越える舞踊学院がある」の述べ「中国のバレー熱は熱く強い」と紹介した。
一方、この日午後7時半にはソウル、リッツカールトンホテルで出演者、キム・ヘエシク世界舞踊連盟韓国本部会長等国内の舞踊界関係者、東亜日報オ・ミョン社長、三星電子ファン・チャンギュ代表取締役副社長等が参加して招待晩餐会が開かれた。14人の国内外のスターたちがデュエットを踊る今回の公演は26、27日午後8時ソウル西草(ソチョ)洞の芸術の殿堂オペラ劇場で二度の公演が行なわれる。
金甲植(キム・カブシック)記者 gskim@donga.com






