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ユ・ヘランがLPGA新人王確定、韓国勢で歴代14人目

ユ・ヘランがLPGA新人王確定、韓国勢で歴代14人目

Posted November. 14, 2023 08:55,   

Updated November. 14, 2023 08:55

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ユ・ヘラン(22)が米女子ツアー(LPGA)新人王を確定した。韓国選手がLPGAツアーで新人賞を受賞したのは、2019年のイ・ジョンウン(27)以来4年ぶりのことだ。

ユ・ヘランは13日、米フロリダ州ベルエアのペリカンGC(パー70)で行われたアニカ・ゲインブリッジ・ペリカンの最終日に通算12アンダー268をマークし、12位タイになった。優勝トロフィーを手にしたリリア・ヴ(米国=19アンダー261)とは7打差。

今大会で新人賞ポイント46点を獲得したユ・ヘランは合計893点となり、16日から開かれるシーズン最終戦CMEグループツアー選手権の成績と関係なく新人王獲得が確定した。CMEグループツアー選手権の優勝者が受ける新人賞ポイントは150点であるため、同部門2位のグレース・キム(豪州・619点)はユ・ヘランを越えることができない。

ユ・ヘランは、「LPGAツアー新人賞はすべての新人が目指す賞だし、多くの有名プレイヤーが受賞したので、この賞を受賞する自分が誇らしい」とし、「アーカンソーでツアー初勝利を収めたことが大きな意味がある」と話した。ユ・ヘランは9月、LPGAツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権で優勝して以来、新人賞受賞に自信を得たという。ユ・ヘランは昨年、LPGAツアーのクォリファイングトーナメント(QT)をトップで通過し、米国舞台デビューを果たした。

韓国人選手がLPGAツアー新人王を獲得するのはユ・ヘランが14人目。パク・セリが1998年に韓国選手初受賞者として名を連ねた。韓国女子は2015年から2019年まで5年連続LPGAツアー新人王を輩出したが、その後は途切れた。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で受賞者を選出せず、2020年と2021年はタイ選手たちが新人賞を受賞した。

ユ・ヘランは韓国女子プロゴルフツアー(KLPGA)とLPGAツアーでいずれも新人王を受賞した歴代3人目になった。ユ・ヘランは2020年のKLPGAツアー新人王だった。この年、ユ・ヘランはKLPGAツアー済州三多水(チェジュ・サムダス)マスターズで優勝した。2006年にKLPGAツアー新人王に輝いた申智愛(シン・ジエ)が3年後の2009年にLPGAツアー新人王を受賞した。イ・ジョンウンも2016年にKLPGAツアー新人賞を受賞した後、同じく3年後の2019年LPGAツアーで最高ルーキーの座についた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com