ケインのＰＫゴールとキム・ミンジェの堅守でバイエルンが先勝、ＣＬ１次リーグ初戦

キム・ミンジェ（２７）がバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）のユニホームを着て初めて出場した欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）の試合でフル出場し、チームの勝利に貢献した。

ミュンヘンは２１日、マンチェスター・ユナイテッド（イングランド、マンＵ）との今季ＣＬ１次リーグＡ組第１戦で、打ち合いを制して４－３の勝利を収めた。ＣＢとして先発出場したキム・ミンジェはミュンヘンの守備ライン４人の中で最も目立つパフォーマンスを見せた。キム・ミンジェはサッカーデータ解析サイト「SofaScore」から６．８点、「FotMob」から６.７点の評価を受けた。ミュンヘンのＤＦ４人の中では最高評価だった。キム・ミンジェは同日、６回のクリアを記録したが、両チームで最も多かった。１１８回を記録したボールタッチはチーム内最多だった。パス成功率は９２％だった。

ミュンヘン移籍後初めてＣＬ出場を飾ったハリー・ケインは同日、１ゴール１アシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献した。ケインは前半２８分、レロイ・サネの先制ゴールをアシストし、後半８分にはスコアを３－１に広げるＰＫゴールを決めた。「SofaSocore」は、ケインに両チームを通じて最高の８.５点を与えた。

ミュンヘンは同日の勝利でＣＬの１次リーグ無敗記録を３５試合に伸ばした。ミュンヘンはこの３５試合で最近の１４連勝を含め３２勝３分けを記録した。ミュンヘンがＣＬ１次リーグで敗れたのは、２０１７年９月のパリ・サンジェルマン（フランス）戦が最後だ。当時０－３で負けた。

マンＵは今夏の移籍市場での選手争奪戦でミュンヘンに負けたのに続き、今季ＣＬ初戦でもミュンヘンに敗れた。シーズン開幕を控えてマンＵはナポリ（イタリア）所属だったキム・ミンジェの争奪戦にミュンヘンより先に参入した。トッテナム・ホットスパー（イングランド）所属だったケインの争奪戦も同じだった。しかし、マンＵは２人のうちどちらも獲得に失敗した。

Ｃ組のＳＳＣナポリは同日、ＳＣブラガ（ポルトガル）を２－１で下した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com