原爆被害同胞を秋夕の時に招待…尹大統領、広島Ｇ７の約束を守る

尹錫烈（ユン・ソクヨル）大統領が、今月末の秋夕（チュソク・旧暦８月１５日）の連休期間、広島の韓国人原爆被害者を韓国に招待する。

大統領室関係者は１日、「尹大統領は５月に主要７ヵ国首脳会議（Ｇ７サミット）に出席した際、韓国人原爆被害者に会って、『故郷の姿をお見せする』と約束した」とし、「その約束を守る」と説明した。また、「秋夕連休に同胞が故郷の名節を楽しみ、食事ももてなされる日程で構成される」と付け加えた。

尹大統領は５月に広島を訪れ、原爆被害の当事者である被爆１世とその子どもや孫、約２０人に会った。尹大統領は韓国に戻り、閣議の冒頭発言で、「被爆から７８年の歳月が流れる間、悲しみを抱えてきた原爆被害者の苦しみを少しでも推し量ることができた」とし、「韓国人原爆被害者を近く祖国に招待して慰めの時間を持ちたい」と話した。


全主榮 aimhigh@donga.com