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ハンファシステム、「宇宙の目」SARの開発に着手

ハンファシステム、「宇宙の目」SARの開発に着手

Posted May. 19, 2023 08:35,   

Updated May. 19, 2023 08:35

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ハンファシステムは、国防科学研究所と宇宙で韓半島および周辺海域を監視する「宇宙の目」の高性能映像レーダー(SAR)の衛星開発に乗り出す。

ハンファシステムは18日、国防科学研究所と679億ウォン規模の「超小型衛星体系開発事業」SAR検証衛星1基の開発契約を交わしたと発表した。超小型衛星体系開発事業とは、SAR検証衛星を開発・立証後、量産を通じてSAR群集衛星を開発する事業だ。SAR群集衛星を開発すれば、韓半島全域と周辺海域の危機兆候と災害脅威を探知できる。ハンファシステムは、2027年6月まで宇宙に打ち上げる超小型SAR衛星の飛行モデルを開発する計画だ。

韓国航空宇宙産業(KAI)も、国防科学研究所と670億ウォン規模のSAR検証衛星の開発契約を交わした。2027年6月まで衛星開発はもちろん、衛星の打ち上げと宇宙空間での任務テストを行う。

一方、ハンファシステムは、基幹通信事業者の登録を推進している。早ければ来月、科学技術情報通信部に衛星通信事業のための基幹通信事業者の登録書類を提出する。ハンファシステムは、英衛星通信企業ワンウェブに3億ドル(約4007億ウォン)を投資するなど、衛星通信事業の力量を備えてきた。ワンウェブは、低軌道通信衛星を活用して超高速インターネットを提供する企業で、2019年に世界初の宇宙インターネット用衛星の打ち上げに成功した。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com