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メッシと100m走のプライスが「「スポーツ界のアカデミー賞」を受賞

メッシと100m走のプライスが「「スポーツ界のアカデミー賞」を受賞

Posted May. 10, 2023 08:48,   

Updated May. 10, 2023 08:48

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リオネル・メッシ(アルゼンチン)とシェリー・アン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)が「2023ローレウス・ワールド・スポーツアワード」で男女の年間最優秀選手賞賞を受賞した。2000年から始まった同賞は「スポーツ界のアカデミー賞」と言われる最高権威の賞だ。ローレウスは、月桂冠を意味するローレル(laurel)から取った。

メッシは9日、フランス・パリで開かれた授賞式で「年間最優秀選手賞」を受賞した。フォーミュラワン(F1)レーサーのルイス・ハミルトン(英国)と共同受賞した2020年に続き2度目の受賞。2020年にメッシはサッカー男子選手では初めて同賞を受賞した。

年間最優秀チーム賞には、昨年カタール・ワールドカップ(W杯)で優勝したアルゼンチン代表が選ばれた。同年、最高のアスリートとチームに選ばれ、2冠に輝いたのはメッシが初めて。メッシは昨年カタールW杯でアルゼンチン代表の主将を務めた。

女性の年間最優秀選手賞はフレイザー・プライスが獲得した。フレイザー・プライスは昨年7月、世界陸上選手権女子100メートル走で優勝し、世界選手権だけで通算5個目の金メダルを獲得した。新人賞に当たる年間最優秀ブレークスルー賞は20歳の「テニスの新星」カルロス・アルカラス(スペイン)が受賞した。アルカラスは昨年、テニスの全米オープン男子シングルスで優勝した。試合途中、心臓麻痺で倒れ、手術とリハビリを経て植え込み型心臓除細動器(ICD)を装着してピッチに復帰したサッカー選手のクリスティアン・エリクセン(デンマーク)はカムバック賞を受賞した。

前年度の成績と活躍を基準に計7部門にわたって授賞する同賞は世界約70ヵ国と約1000ののスポーツメディアの投票で候補者を選び、「ローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミー」が受賞者を選定する。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com