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LS電線、アジア最大の「HVDC海底ケーブル」工場を完成

LS電線、アジア最大の「HVDC海底ケーブル」工場を完成

Posted May. 03, 2023 08:28,   

Updated May. 03, 2023 08:28

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江原道東海市(カンウォンド・トンヘシ)にアジア最大規模の超高圧直流送電(HVDC)海底ケーブル専用工場が建設される。LS電線は2日、東海市の事業所で海底4棟の完成式を行ったと発表した。2021年7月に着工し、約1900億ウォンが投入されたHVDC専用工場は、高さが172メートルの超高層生産タワー(VCVタワー・垂直連続圧出システム)を含め、延べ面積が3万4816平方メートルの規模だ。

HVDCの専用工場は、従来の韓国国内のVCVタワーの中で最も高かった大韓(テハン)電線唐津(タンジン)工場のVCVタワー(約160メートル)より高い。HVDCの海底ケーブル生産VCVタワーの中では、世界最高の高さだという。VCVタワーを高く建設する理由は、数十キロの長さの海底ケーブルを作る時、100度を超える高温のポリエチレン(PE)を使うためだ。水平状態で作業すると、下に垂れたりケーブルが切れることもあり、できるだけ垂直に長く生産ラインを作る。

LS電線は、ここをグローバルHVDCプロジェクトの受注前進基地にする計画だ。LS電線の関係者は、「最近、世界的な炭素中立政策の拡散で、ヨーロッパなどで数兆ウォン台のHVDCプロジェクトが推進されている」とし、「工場増設やKTサブマリンの持分買収などを通じて事業拡大を準備してきた」と話した。LS電線は昨年、計2800億ウォン規模のHVDCケーブルの受注に成功した。

LS電線の具本圭(ク・ボンギュ)代表は、同日の完成式で、「HVDC専門工場の完成は、エネルギー転換時代や電力産業の上昇期に成長の加速剤になるだろう」と話した。完成式には、LSグループの具滋殷(ク・ジャウン)会長、(株)LSの明魯賢(ミョン・ノヒョン)代表、具本圭代表など100人余りが参加した。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com