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韓米、軽空母級揚陸艦を動員し合同上陸訓練に突入

韓米、軽空母級揚陸艦を動員し合同上陸訓練に突入

Posted March. 21, 2023 08:24,   

Updated March. 21, 2023 08:24

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北朝鮮版イスカンデル(KN-23)発射など金正恩(キム・ジョンウン)総書記が娘と共に視察した前日(19日)の「核反撃仮想総合戦術訓練」が公開された20日、韓米は「フリーダムシールド(FS)」合同演習と連携した大規模合同上陸訓練「双龍訓練」を開始した。

双龍訓練は、文在寅(ムン・ジェイン)政権の時、非核化交渉などを理由に2018年を最後に途絶えていたため、5年ぶりの再開となる。18年までは旅団級で行われたが、今回は師団級に規模を拡大して実施される。

来月3日まで行われる今回の訓練には、約1万3千人の兵力と米国のワスプ級の強襲揚陸艦「マーキン・アイランド」(LHD-8・4万2千トン)、韓国海軍の大型輸送艦「独島艦」(LPH・1万4500トン)をはじめとする約30隻の艦艇と水陸両用装甲車(KAAV)50台などが参加する。

マーキン・アイランドに搭載された垂直離着陸ステルス戦闘機「F-35B」と韓国陸軍の攻撃ヘリ「アパッチ」など空中戦力も多数動員される。今月末、「決定的行動」と呼ばれる上陸作戦訓練当日は、韓米連合および合同戦力が大規模に海と空で展開し、圧倒的な戦力と合同上陸作戦の遂行能力を誇示することで、北朝鮮の挑発に警告を発する計画だ。

また、FS演習と連携して江原道麟蹄(カンウォンド、インジェ)で行われている韓米合同による科学化戦闘訓練(KCTC)に、韓米連合師団(米第2師団)傘下のストライカー旅団所属の1個大隊が参加していると軍は明らかにした。これまで米軍はKCTC訓練に中隊級以下のみ参加してきたが、初めて大隊級に拡大された。

軍関係者は、「4日連続で行われた従来の訓練方式も、攻撃及び防衛作戦をそれぞれ3日連続で2回に増やすなど、訓練の強度と実戦性が高められた」と述べた。


尹相虎 ysh1005@donga.com