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「インドの息子が英帝国の上に立った」 独立75年のインドは祝賀ムード

「インドの息子が英帝国の上に立った」 独立75年のインドは祝賀ムード

Posted October. 26, 2022 08:30,   

Updated October. 26, 2022 08:30

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英国の次期首相にインド系のリシ・スナク前財務相(42)が確定すると、インド人たちは「英国植民地から独立して75年後に英国にインド系首相が登場した」と歓呼した。スナク氏は、英国史上初の非白人・アジア系・ヒンズー教徒の首相となった。

インドのモディ首相は24日、ツイッターで、スナク氏に英国とインドを結ぶ「生きた架け橋(living bridge)」と祝辞を送った。与党インド人民党(BJP)のプリティ・ガンジー・ソーシャル・メディア担当は、「自身の文化とルーツを公に認めた誇らしいヒンズー教徒の首相を応援する」と明らかにしたと、米紙ワシントン・ポストが伝えた。

インドのメディアも、スナク氏の首相就任をトップニュースで伝えた。インド最大紙ダイニク・バスカルは、「スナク氏が過去にインドが英国から受けた侮辱に復讐した」と報じた。インドのテレビ局「NDTV」は、スナク氏の就任確定直後、「インドの息子が帝国の上に立った」という字幕を流した。

ヒンズー教最大の祭りである「ディワリ」当日、スナク氏の就任の知らせに、多くの英国内のインド系市民が興奮を隠せなかったと、ロイター通信は伝えた。同通信は、「英国の経済的・政治的混乱の中で顕著で文化的な画期的出来事(cultural milestone)」と評価した。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com