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100万ウォン超の「皇帝株」が消えた、米国の緊縮と中国の封鎖などで韓国株式市場が萎縮

100万ウォン超の「皇帝株」が消えた、米国の緊縮と中国の封鎖などで韓国株式市場が萎縮

Posted May. 19, 2022 08:54,   

Updated May. 19, 2022 08:54

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米国の攻撃的な緊縮行動とウクライナ事態の長期化などにより韓国国内の証券市場が大きく萎縮し、1株当り100万ウォンを越える「皇帝株」が姿を消した。

18日、韓国取引所によると、同日の終値を基準で、国内証券市場で1株当たり100万ウォンを超える銘柄は皆無だった。昨年は計5銘柄が100万ウォン超えを記録した。

現在、株価が最も高い泰光(テグァン)産業は、前日より0.6%安の1株99万ウォンで取引を終えた。泰光産業は今月10日、100万ウォンを割り込んだ後、90万ウォン台に止まっている。昨年6月7日(130万ウォン)に比べると、23.8%下落した。LG生活健康は、昨年7月、株価が1株177万ウォンまで高騰し、最高の皇帝株に挙げられたが、同日は67万7000ウォンにまで下落した。昨年の高値に比べ61.8%暴落した水準だ。今年に入って、中国が封鎖措置を強化し、中国市場への依存度の高い化粧品の売上が直撃を受けた。

昨年2月に皇帝株の列に加わったLG化学は、バッテリー事業部門であるLGエネルギーソリューションが分社後、ピーク時に比べて半分の1株51万2000ウォンに下落した。昨年、しばらく100万ウォンを上回った三星(サムスン)バイオロジックス(79万3000ウォン)とNCソフト(43万5500ウォン)も、ピーク時に比べてそれぞれ21.6%と58.0%下落した。


朴民優 minwoo@donga.com