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町内病院でのコロナ検査、参加申請1018カ所のうち初日実施は20 7カ所のみ

町内病院でのコロナ検査、参加申請1018カ所のうち初日実施は20 7カ所のみ

Posted February. 04, 2022 11:15,   

Updated February. 04, 2022 11:15

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町内の病院・医院でも新型コロナウイルスの検査と診療を受けるようにしたオミクロン株への対応体系が、3日、全国で始まった。毎日の感染者数が2万人を超えて生じる医療負担を減らすための措置だ。しかし、実施初日から、検査可能な医療機関の数が政府の発表より大幅に不足し、病院ごとに検査費用が異なるなど、混乱が大きかった。

3日、防疫当局によると、大韓医師協会に新型コロナの診療への参加意思を明らかにした町の医院(呼吸器診療指定医療機関)は1018カ所となっている。防疫当局は、このうち343カ所が3日から直ちに新型コロナの検査に乗り出すと予告した。しかし、同日、実際に検査を行ったのは20 7カ所に止まった。防疫当局の関係者は、「旧正月連休直後に一般患者の診療需要が増えた上、連休のため迅速抗原検査キットの配送も遅れた」とその理由を説明した。

新型コロナの診療が可能な町内医院のリストの公示も遅れた。同日午前11時になってからようやく、そのリストが健康保険審査評価院のホームページに掲載された。あちこちで、「われわれの地域で新型コロナの診療を受けられる医院はどこか」という不満が相次いだ。防疫当局は、来週から新型コロナの診療参加を申請した全ての病院で検査が可能だと見ている。これとは別に、「呼吸器専門クリニック」に指定され、あらかじめリストが公開されていた病院や医院391カ所は、同日、新型コロナの検査を開始した。

変わった新型コロナを巡る防疫体系について事前に知らなかったため、無駄足をする市民も少なくなかった。同日から、60歳未満は選別診療所を訪れても、すぐ遺伝子増幅(PCR)検査を受けることができなくなった。病院や医院で迅速抗原検査を行う際、診療費5000ウォンが請求されることも、同様にこの日初めて実施され、いたるところで患者と医療スタッフとの間でトラブルが起きた。

一方、3日0時基準の一日の感染者は2万2907人で、史上最多を記録した。3日連続で最多数値を更新したのだ。これにより、防疫当局は6日に終了する「人数制限は6人まで、時間制限は午後9時まで」の現在のソーシャルディスタンスをもう一度延長するものとみられる。新しいソーシャルディスタンスを巡るルールは、4日に中央災害安全対策本部での会議後に最終的に決定される。


イ・ジウン記者 ユ・グンヒョン記者 easy@donga.com · noel@donga.com