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野党「国民の党」安哲秀代表、ソウル市長選出馬を表明

野党「国民の党」安哲秀代表、ソウル市長選出馬を表明

Posted December. 21, 2020 08:04,   

Updated December. 21, 2020 08:04

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野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が、「ソウル市長選の敗北で政権交代が不可能になる状況だけは全力で阻止する。野党候補として堂々と立ち、政権の暴走を止める牽引役を果たす」とし、来年4月のソウル市長補欠選への出馬を宣言した。これまで次期大統領選への出馬を検討していた安氏がソウル市長選への出馬に方向を定めたことで、108日後に迫った来年の再・補選が本格的に熱を帯びている。

安氏は20日、国会で記者会見を行い、「政権を(来年の)補欠選で審判しなければ、社会運動圏の政治家が幅をきかせる暗黒の道に永遠に入り込むことになる」とし、「大韓民国を血を吐く心情で見てきた。今は大統領選を悩む時ではないと考えた」と述べた。また、「野党候補として闘わなければならない。有利か不利かを離れ、公正な競争ができるならどんな方式でも良い」とも述べた。具体的な候補一本化の方式については言及しなかった。

 

しかし、野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長は「わが党の(ソウル市長補欠選)候補だけでも5人だ. 安氏は候補のうちの1人」と述べた。安氏が野党候補になるには「国民の力」に入党して予備選を行わなければならないということだ。今後、候補一本化の方式をめぐって主導権争いが予想される。


崔瑀烈 dnsp@donga.com