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「ET」撮影監督がコロナで死亡、スピルバーグ氏が追悼

「ET」撮影監督がコロナで死亡、スピルバーグ氏が追悼

Posted April. 18, 2020 08:13,   

Updated April. 18, 2020 08:13

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スティーブン・スピルバーグ監督と苦楽を共にした撮影監督のアラン・ダビオ氏が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による合併症で死亡したと、ハリウッド専門メディア「デッドライン」が15日(現地時間)、報じた。享年78歳。

ダビオ氏は、スピルバーグ氏の短編デビュー作「アンブリン」(1968年)で撮影監督を務め、「ET」、「太陽の帝国」、「カラーパープル」などスピルバーグ氏の代表作に参加した。オスカー賞候補に5度ノミネートされた。

報道によると、ダビオ氏は約1週間前に病院に入院したが、状態が悪化して回復する見込みがないことから、自宅に戻って臨終を迎えることを決めた。ダビオ氏は8年前からカリフォルニアのリタイアメント・コミュニティで生活していた。

コミュニティ関係者によると、ダビオ氏が退院した後、コミュニティにスピルバーグ氏が送った手紙が到着した。同関係者は、「臨終の夜まで療養士がこの手紙を繰り返し読み、そのたびにダビオ氏が微笑を浮かべた」と伝えた。

スピルバーグ氏は、ダビオ氏の死亡の知らせを受けて声明を出し、「1968年にアランと私は短編アンブリンで共にキャリアを始めた。アランは美しいアーティストだったが、温みと人間性も彼のレンズに劣らず強い影響力があった。優れた才能を持つとともに美しい人間だった」と称えた。


任寶美 bom@donga.com