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「読書の虫」ビル・ゲイツ氏、「この冬読むべき5冊の本」を発表

「読書の虫」ビル・ゲイツ氏、「この冬読むべき5冊の本」を発表

Posted December. 12, 2019 09:11,   

Updated December. 12, 2019 09:11

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2012年からブログに「年末推薦図書」を公開してきたマイクロソフト(MS)創業者ビル・ゲイツ氏が、「この冬読むべき5冊の本」を発表した。別世界を探険させてくれる本という説明と共に。ゲイツ氏は毎年約50冊の本を読むという。

ゲイツ氏は10日、「今年は小説を多く読んだ」とし、米黒人女性小説家、タヤリ・ジョーンズの『アメリカの結婚』を初めて推薦した。夫の汚名と誤った裁判で悲劇に直面する米南部の黒人新婚夫婦の話を描いた。現代の米社会でも人種差別が依然としてあることを示す秀作だ。オバマ前大統領やTV司会者のオプラ・ウィンフリーも昨年、この本を推薦図書に挙げた。ゲイツ氏は、「悲劇的な愛の物語に完全にはまった」と感想を述べた。

米女性歴史学者のジル・ルポールが書いた『このような真実』が2冊目。ゲイツ氏は「わずか800ページの本で、米国のすべての歴史を扱った。最も正直で萎縮しない真実であり、自信を持って推薦する」と述べた。自分が最も好きな作家の1人に挙げたカナダ環境専門家のバーツラフ・スミル・マニトバ大学教授が書いた『成長』も取り上げた。

ゲイツ氏は、米カリフォルニア大学のマシュー・ウォーカー教授が書いた科学分野図書『なぜ眠るのか』を「人間の行動を扱った本の中で最も興味深かった」と推薦した。米教育専門家のダイアン・ タバナーが書いた子供指導書『準備された人々』も推薦リストに名前を上げた。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com