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アジア大会決勝で対戦する韓日、歴代戦績は?

アジア大会決勝で対戦する韓日、歴代戦績は?

Posted September. 01, 2018 07:31,   

Updated September. 01, 2018 07:31

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両国の特級点取り屋の黄善洪(ファン・ソンホン=韓国)と三浦知良(日本)が出場した1994年広島アジア大会の男子サッカー準々決勝。2-2の同点だった後半ロスタイム。延長戦に持ち込まれると思われた瞬間、黄善洪は劇的なPKを得た。冷静にPKを決め、韓国の準決勝進出(最終順位は4位)をけん引した黄善洪は、この大会で計11得点を挙げ、同大会の得点記録を打ち立てた。

この試合は、アジア大会で繰り広げられた歴代の韓日戦で最高に挙げられる名試合だ。この試合を含め、韓国はこれまでアジア大会で日本と7回対戦し6勝(1敗)を挙げた。

アジア大会は、2002年釜山(プサン)大会から23歳以下という年齢制限を導入した。

アジア大会のサッカーは、釜山大会以前は国際Aマッチに分類された。韓国と日本は釜山大会までに6回対戦し韓国が5勝1敗を記録した。1998年バンコク大会のグループリーグで韓国が2-0で勝利したのが、釜山大会以前の両国の最後の対戦だった。その後は、2014年仁川(インチョン)大会の準々決勝で対戦し、韓国が1-0で勝った。アジア大会だけで言うと、韓国は1994年広島大会以来24年間、負けたことがない。1982年ニューデリー大会のグループリーグで1-2で敗れたのが唯一の敗戦だ。

しかし、アジア大会を超えて、U23代表の全体戦績をみると、両国は15回対戦し、6勝4分け5敗と互角だ。直近の3試合だけを見ても、韓国が2勝1敗で優勢だった。しかし、最後の対戦だった2016年1月のアジアサッカー連盟(AFC)U23選手権の決勝では、韓国が2-0でリードしていたが、終盤に3点を立て続けに許して逆転負けを喫した苦い記憶がある。

これまで韓国がアジア大会で通算4回優勝したのに対し、日本の優勝回数は1回で、準優勝が1回あった。日本は2002年釜山大会で準優勝し、2010年広州大会で優勝した。

韓国は、珍しいことに共同優勝を2度経験した。1970年バンコク大会でミャンマー、1978年バンコク大会では北朝鮮と共同優勝を飾った。当時はアジア大会でPK戦を導入していなかった。1978年バンコク大会で南北は前後半と延長戦を無得点に終えた後、韓国代表主将のキム・ホゴンと北朝鮮主将のキム・ジョンミンが合同で表彰台に登り、ともに金メダルを首にかけた。


金在亨 monami@donga.com