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都市再生事業地域選定で住宅価格加熱が懸念されるソウルの3ヵ所を排除

都市再生事業地域選定で住宅価格加熱が懸念されるソウルの3ヵ所を排除

Posted September. 01, 2018 07:31,   

Updated September. 01, 2018 07:31

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江原道太白市(カンウォンド・テベクシ)など、今年の都市再生ニューディール事業地99ヵ所が新たに選ばれた。ソウルでは、不動産市場の過熱を懸念して大規模な事業地を排除し、小規模事業地7ヵ所だけが含まれた。

31日、李洛淵(イ・ナギョン)首相の主宰で開かれた第13回都市再生特別委員会では、最終事業地99ヵ所の選定案を議決した。李首相は行政手続きを短縮してでも「都市再生ニューディール事業」に拍車をかけるべきだと指示した。現政府の重点国策事業である都市再生ニューディールは、事業規模に応じて我が町再生、住宅地支援型、一般近隣型、中心市街地型、経済基盤型の5つのタイプに進められる。5年間計50兆ウォンをかけて、約500ヵ所の旧都心と老後住居地を改善する事業だ。

太白市には、韓国鑛害管理公団、地域暖房公社、石炭公社などが一緒に廃鉱施設を鉱山テーマパークとスマートファームに造成し、環境に配慮した再生可能エネルギーシステムを構築する。ドイツ・ツォルフェアアイン炭鉱を都市再生を通じて超大型文化芸術複合団地に生まれ変わらせた事例をモデルに、太白市を「韓国型ツォルフェアアイン」にするというものだ。

地方自治体と省庁間連携事業も推進される。慶尚北道浦項市(キョンサンブクド・ポハンシ)は、海洋水産部と一緒に港湾再開発事業を通じて海洋レジャー観光空間を造成する。慶尚南道南海郡(キョンサンナムド・ナムへグン)は、韓国観光公社と観光中心型都市再生事業を推進する。江原三陟市(カンウォン・サムチョクシ)は空き部屋のモーテルを買い入れて改修後、地元商人と青年のための「青年革新付き合いプラットフォーム」を作る。

ソウルでは中浪区墨(チュンラング・ムク)2洞の一般近隣型、恩平区仏光洞(ウンピョング・ブルグァン)2洞の住居地支援型などの小規模事業地7ヵ所が選ばれた。候補地に上がっていた東大門長安坪(トンデムン・チャンアンピョン)の中古車売買センター(経済基盤型)、鍾路区世運(チョンノグ・セウン)商店街(中心市街地型)、衿川区禿山洞(クムチョング・トクサンドン)の牛市場(中心市街地型)の3ヶ所の大型事業地も候補に挙がったが、最近、ソウル住宅価格の過熱のせいで、同日最終対象から外れた。


チュ・エジン記者 ユ・グンヒョン記者 jaj@donga.comnoel@donga.com