獲得賞金が0ウォンとなっているのは、昨年まで朴城炫がLPGAツアーの正会員でなかったからだ。昨年、招待選手として7大会に出場して獲得した70万ドルは公式賞金として集計されない。だがLPGAに正式デビュー戦初日から世界トップクラスの実力だけは遺憾なく発揮した。
朴城炫は2日、シンガポールのセントーサGCタンジョンコース(パー72)で行われたHBSC女子チャンピオンズの初日に7バーディー3ボギーの4アンダー68で回った。ツアー正会員デビュー戦から並外れのショット感覚を見せ、首位のミシェル・ウィー(米国=6アンダー66)に2打差の7位タイに入った。前半の9ホールだけで5バーディーを決めて首位タイに躍り出たが、後半に多少振るわなかった。ラウンドを終えた後、朴城炫は「久しぶりの実戦なので1番から随分緊張した。心配していたより良いスコアが出て安心した」と話した。朴城炫の公式大会出場は昨年11月初めの韓国女子ツアー(KLPGA)のファントムクラシック以降4ヵ月ぶりだ。
一方、昨年のリオデジャネイロ五輪金メダリストの朴仁妃(パク・インビ=29)は首位に1打差の2位タイでラウンド終え、順調なスタートを切った。
李憲宰 uni@donga.com