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ネットアクセス率が99%、事実上すべての家庭が利用

ネットアクセス率が99%、事実上すべての家庭が利用

Posted January. 31, 2017 08:28,   

Updated January. 31, 2017 08:46

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国内でインターネットにアクセス可能な家庭の割合が99%台に入ったことが調査の結果分かった。インターネットを利用する高齢者数も大幅に増えている。

未来創造科学部が30日発表した「2016年のインターネット利用を巡る実態調査」の結果によると、韓国世帯のインターネット接続率は99.2%で、前年より0.4ポイント上昇した。昨年7〜10月に全国2万5000世帯を対象に調査した結果だ。

事実上、すべての家庭で光LANやケーブルモデム、モバイルなどを通じてインターネットへのアクセスが可能であるという意味だ。これは、国際電気通信連合(ITU)の175加盟諸国のうちトップとなっている。そのため、韓国は2年連続でITU情報通信技術(ICT)の発展指数トップについた。

3歳以上の国民約6万1000人を対象に行った調査では、韓国人の88.3%がインターネットを利用しており(前年比3.2%ポイント増)、その数は4364万人に上っている。1年間で170万人が増加したが、60歳以上のネットユーザー数が136万人増えたことが大きな影響を及ぼした。60歳以上のインターネット利用者数は506万人、利用率は51.4%となっている。

最近、カカオトークなどのスマートフォンのメッセンジャーが普及したことで、60歳以上の高齢層もカカオトークなどのモバイルメッセンジャーを使うようになったことが主な原因と見られる。インターネットを利用できる50代が、年を取って自然に60代になったことも一理由となっている。

韓国人のインターネット利用時間は1週間平均で14.3時間であり、前年より0.6時間増えた。スマートフォンは、6歳以上の国民の85%が保有していた。 2015年より2.5ポイント増えたことになる。これに比べ、1世帯当たりのコンピュータ保有率は75.3%で、1年間で6.6ポイント減少した。 2011年に81.9%でピークに達した後、下落が続いている。

使用するメッセンジャーやソーシャルネットワークサービス(SNS)は、カカオトーク(99.2%・複数回答)やカカオストーリー(71.1%)、フェイスブック(61.4%)が圧倒的だった。メッセンジャーやSNSの利用率は共に上昇を続けている。

今年初めて調査した位置情報利用率は77.4%で、主に20代と30代が利用している。代表的サービスは、地図確認やカーナビ、グルメ・天気・不動産などの情報検索だ。モバイルゲームの利用率は49.7%となっている。男性(55.2%)が女性(44.0%)より高かった。モバイルゲームユーザーの59.5%は、1週間に平均5回以上モバイルゲームを利用していることが調査の結果分かった。



金成圭 sunggyu@donga.com