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電気料も「カトク」で、カカオが「モバイルペイ請求書」を公開

電気料も「カトク」で、カカオが「モバイルペイ請求書」を公開

Posted February. 20, 2016 07:31,   

Updated February. 20, 2016 08:21

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モバイルメッセンジャー「カカオトーク」(カトク)で、時間や場所にこだわらず、電気料金などの請求書を支払うことができるようになった

カカオが19日、モバイルメッセンジャー基盤電子請求書決済(EBPP)サービス「カカオペイ請求書」を発表した。カカオペイ請求書は、別途のアプリ設置無しにカトクの設置だけで利用できる。カトク内で「もっと閲覧→カカオペイ→請求書」順に入って、サービス加入後請求書申請をすればいい。請求書閲覧を選べば、紙ベースの請求書を見るように、請求や納付明細、月別内容を詳しく確認することができる。料金納付は、カカオペイを利用したり、カトクで受けた請求書にリンクされているクレジットカードの登録欄からカード情報を入力後、「支払い」を押して決済すればいい。

紙請求書を受け取る客も、カカオペイ請求書で決済できる。カカオペイ請求書の画面で「QR納付」を選んだあと、紙請求書に印刷されたQRコードをスキャンすればいい。

支払日の二日前からカトクで知らせる「支払い日迫っているのを知らせるメッセージ」サービスも提供される。

同日現在、カカオペイ請求書の提携会社は、韓国電力公社1社のみだ。モバイル通信会社や都市ガス供給業者などとの追加提携を準備している。カカオは来月、通信料金やガス料金も、カカオペイ請求書で受け取って、決済できるようにする予定だ。

カカオは、カカオペイ請求書サービスのため、昨年7月、金融監督院から電子請求書決済事業者の承認を得た。

カカオ・フィンテック事業総括のリュ・ヨンジュン副社長は、「カトクに結合されたカカオペイユーザー客は、様々な請求書管理や料金支払いを簡単かつ安全に解決できる」と言い、「請求機関や会社は、これまでの紙ベース請求書比50%のコスト削減効果を享受するなど、皆満足するサービスになるだろう」と説明した。

カカオは、カカオペイ請求書サービス開始で、カカオペイの中でカード簡単決済やカード自動決済、携帯電話による簡単決済、メンバーシップを含めて計5つのフィンテックサービスを提供することになる。現在、カカオペイ加入者は計700万人、カードによる簡単決済加盟店は570余りにのぼる。



신무경 シン・ムギョン記者 기자