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ソウル市、住宅保証金低利融資の敷居を下げる

ソウル市、住宅保証金低利融資の敷居を下げる

Posted February. 01, 2016 07:27,   

Updated February. 01, 2016 07:47

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ソウル市が、引っ越しの日付がお互いにかみ合わず、住宅補償金問題で苦しんでいるテナントらを支援する補償金融資政策の敷居を下げる。

ソウル市は、「引越し時期の不一致による保証金融資」の支援対象を、従来の賃借住宅保証金2億ウォン以内のテナントから3億ウォン以内に拡大し、金利は2%から1.8%へと0.2%ポイント引き下げることにした。融資の最高限度はこれまで通り1億8000ウォンを維持する。

引越し時期不一致保証金融資とは、通常、従来のテナントは新しいテナントから保証金を受け取って引越しをする状況で、相互の引越しの日付がかみ合わず、一時的に困るテナントのための低利融資サービスだ。2013年から昨年まで計261件、約260億ウォン規模の融資が行われた。

ソウル市のチョン・ユスン住宅建築局長は、「ソウル市の伝貰(チョンセ=一定の金額を支払って住宅を借りること)住宅が徐々に月貰(ウォルセ=家賃)などに切り替えられ、伝貰物量が減っている状況の中、市民たちが何とか手にした伝貰住宅に短期間資金を借りることができず入居できないことを無くすため、融資恩恵者を拡大していきたい」と語った。

融資を希望するテナントは、ソウル市伝月貰補償金支援センター(02-2133-1200)に問い合わせて相談を受けた後、手順に沿って申請すればいい。現在住んでいる住宅賃借契約期限切れの1~2週間前に申請を終えてこそ、契約期限切れと同時に保証金融資を受けることができる。



황태호기자 ファン・テホ記者 taeho@donga.com