Go to contents

ナショナルジオグラフィックのカメラマン「40回以上北朝鮮に行ったが、住民の日常はミステ

ナショナルジオグラフィックのカメラマン「40回以上北朝鮮に行ったが、住民の日常はミステ

Posted June. 12, 2015 07:23,   

한국어

リー」

米ニューヨーク・タイムズの電子版は10日、「世界」セクションのトップ記事で、「北朝鮮で送った6日」というタイトルのハングル記事を掲載し、北朝鮮の最近の様子を写した写真13枚と動画を掲載した。

写真と動画は、雑誌ナショナルジオグラフィックのカメラマン、デイビット・ガッテンフェルダー氏が先月24日、米国の女性活動家グロリア・スタイネム氏ら「ウィメン・クロス・DMZ」(Women Cross DMZ)の代表団と共に北朝鮮に同行して撮ったものだ。

公開された写真は、北朝鮮の国旗を製作する平壌(ピョンヤン)の金正淑(キム・ジョンスク)平壌紡織工場の全景、オクリュ児童病院の壁面に描かれた銀河3号ロケットの漫画、平壌最高級の産婦人科平壌産院に設置された映像通話面会室、市内の商店にかかった水着、未明の金日成(キム・イルソン)広場などだ。この中で平壌幼稚園の園児が病院遊びの授業をする様子は、昨年、新華社通信が公開した写真と似ている。ピアノ2台が並んで置かれた上流層家庭の様子、ワイドゥショットで撮ったケソン高速道路の写真も新しい。

ピューリッツァー賞の受賞歴があるガッテンフェルダー氏は、元AP通信アジア総局支局長で、40回以上訪朝の経験があり、北朝鮮をよく知っている。同氏は記事で、「北朝鮮は世界的にヴェールに包まれた所の中でも最も明らかになっていない所」とし、「政治的に継ぎはぎできない住民2500万人の日常の生活こそ明らかにしなければならないミステリーだ」と強調した。

「ハリネズミつまようじと北朝鮮の物」という別の記事で、ガッテンフェルダー氏は2000年以降に撮った北朝鮮の物を公開した。ハリネズミの針に木の取っ手がついたつまようじ、1983年発刊された記者指針書、2000年、米国のオルブライト国務長官と共に訪朝した時に受け取った高麗航空の搭乗券、朝鮮人民軍功勲合唱団のCDなどだ。

今回の記事は、同紙が先月7日、ニューヨークの韓国人ネイルサロン業者の労働搾取を告発した記事に続きハングルで書かれた2度目の記事だ。ハングルのほかに英語と中国語でも掲載され、フェイスブックが主要なメディアの記事を集めた「インスタント・アーティクルズ(Instant Articles)」のコーナーでも見ることができる。



snow@donga.com